斎藤健経済産業相(65)が15日の閣議後会見で、自民党総裁選への出馬に意欲を示した。岸田文雄首相(67)の不出馬表明を受けてなお、「ポスト岸田」候補として取り沙汰された閣僚らが態度をあいまいにする一方、斎藤氏が踏み込んだ形だ。
斎藤氏は会見で出馬の意向を問われ、「昨日から今朝にかけて『総裁選に出て』とか『あなたしかいない』みたいな連絡が数多く寄せられた。そういう声を真剣に聞かなくてはいけない」と語った。
その上で「自民党が変わりそうか、変わらないと思われるか。総裁選は分かれ道になる」と指摘。「人に言われて決めるのではなく、自分の頭で胸で誰を総理総裁にするか、一人一人が答えを出していくしかない。党が変わるには総裁選が変わらなくてはならない」と語った。
「石破票や進次郎票が…」
衆院当選5回の斎藤氏は無派…